なぜおやつが問題なのでしょうか。


記事で取り上げるのは東京都江戸川区「おやつなし学童」の様子です。フルタイム共働き家庭では、お迎えは18時台以降。おやつなし学童で過ごす子ども達は、12時台の給食からお迎えまでの6時間以上を水だけでしのぐことになります。


それがどういうものか。お茶やコーヒー、たまにおやつを口にしながら仕事をしている大人にも容易に想像がつきます。


うちの息子が通う保育園(都内のある地域)では、園専属の栄養士の先生が「おやつは少な目の食事」というレクチャーをして下さっています。その後、年長クラスの子ども達は順繰りに「おやつ栄養士」になって好きなおやつを決めて、それが献立に組み込まれる…という食育をしてくれます。


たかがおやつ、されどおやつ。それは子どもにとって、あってもなくてもいい嗜好品ではなく、成長に必要な「食事の一部」であることを、政策を作る人に真面目に考えてほしいと思いました。


学童におやつはいらない?
住民のニーズとは

http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3210