参院会館で映画「何を怖れる〜フェミニズムを生きた女たち」試写会が開かれました。


1970年代の女性解放運動に関わった、上野千鶴子さん、駒尺喜美さん、田中美津さんのインタビューと当時の写真などで構成されたドキュメンタリーです。


試写会の前に行われたトークショーで、映画を作った松井久子監督、元ヘリテージ財団研究員の横江公美さんとご一緒しました。モデレーターは試写会を企画した西田陽光さん(次世代社会研究機構代表理事)。


当日の様子をこちらのサイトで記事にしていただいています。


実際に子どもを持って仕事を続けていると、映画冒頭に映し出される「個人的なことは、政治的である」というメッセージは、今にも通じると思います。大学生の頃から、少しフェミニズム関連の本を読んだり、ジェンダーに関する講義を受講していたのですが、当時学んだことは20年経ってなお、賞味期限が切れていません。


これから社会に出る女子大生は、政府の女性活用政策もあり「産むまでの男女平等」を享受できるはず。そして多くは出産後に、今なお残るジェンダー不平等の現実に直面し差別の存在を「発見」することでしょう。


その前に、ぜひ、この映画を見て社会の構造や、何にどう立ち向かうべきなのか、じっくり考えてほしいなと思います。