「女性と政治」をテーマにした座談会に出ました。


掲載された「女性展望」は市川房枝記念会女性と政治センター出版部が発行している雑誌。市川房枝さんは日本女性の政治参加、とりわけ参政権獲得において大きな役割を果たした伝説的な人物で、1980年の参議院議員選挙では、87歳と高齢でありながら、278万4998票を得てトップ当選しました。


座談会は、この市川房枝記念会女性と政治センターで開かれました。テーマは「女性の人権と安倍政権を振り返る」。出席者はしんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長の赤石千衣子さん、からだと性の法律をつくる女の会の芦野由利子さん、東京都議会議員の塩村あやかさんと、私です。


各自の専門分野に基づき、現政権が打ち出す女性政策や関連法案について意見交換しました。塩村議員からは、都議会ヤジ問題「その後」をうかがいまして、私は自分の出身業界であるメディアの問題を強く感じました。取材の名のもとに明らかな人権侵害(不法家宅侵入等)が放置される現状を憂慮しますし、困難に直面しながら「実現したいことがあるので」と話す塩村議員の強さに敬意を覚えました。


図書館や全国の男女共同参画センターにも置いてあると思いますし、こちらにありますように、1冊550円+送料で販売しているので、ご関心ある方はぜひ、お手に取ってみて下さい。
http://ichikawa-fusae.or.jp/publication/index.html#tenbou