朝のNHKラジオで「ジェンダーギャップ指数」についてお話しました。主な内容はこんな感じです。
●ジェンダーギャップ指数って何?
世界経済フォーラム(民間団体)が2006年から調査。国内の男女格差を、政治・経済・教育・健康の4分野で測っている。
●日本は?
最新の結果は120位。前年は121位。特に政治と経済分野の男女格差が大きく、先進国で最下位。
●なぜ日本の順位が低いの?
多くの国がジェンダー平等に向けた取り組みを加速している。日本もがんばってはいるが、他の国より変化が遅い。途上国は援助を受ける際、ジェンダー主流化を求められるため、変化が速くなりがち。
●どうしたらいい?
意思決定層に女性をもっと早く増やす。
その際、過去に差別的な構造を作った人と、現役世代の男性、若い男性は【一緒じゃない】ことを意識すべき。男性=悪い、とみなすと分断を加速してしまう。