アメリカ人のワーク・ライフ・バランスについて、民主党・男女共同参画推進本部の勉強会でお話させていただきました。


内容は拙著『稼ぐ妻・育てる夫』に沿ったもので、詳細は民主党のウェブサイトに。


書籍やこちらの日記に再三、記してきたように、私は日本の公的育児支援アメリカと比べるとずっと手厚いと思っています。そうした中、日本の政治に望むものは保育園の充実など、財政的な支出を伴う支援もさることながら、「希望」を感じるようなメッセージを発することです。


子どもを社会全体で育てていくこと、それは政治の優先事項であることを繰り返し語ることで、これから子どもを持つ層がポジティブな気持ちを持つことが何より重要だから…といったようなことをお伝えしました。


この日は、議員の方だけでなく、党で働く方や議員秘書の方も来てくださったのですが、中でもうれしかったのは、江上静さんとの再会でした。秋田県議員秘書として働いている江上さんとは、数年前に仕事を通じて知り合い、同世代の女性ということで、色々と意見交換をさせていただいていました。


江上さんの日記「ひしょヒショ話」には、地方における働く女性を巡る問題がリアルに書かれています。


同じ日本でも地域によって温度差が大きいことに驚きます。このように悔しい思いをされている日本全国の働く女性たちには、保守オヤジに負けないでがんばってほしい! と思います。できることなら、私が現場に言ってこういう失礼な輩を片端からつかまえて説教してやりたいのですが…。