見える化し、つなげた。


このブログのおかげで2人のワーキングマザーと知り合えた。意外な仕事を2ついただいた。


貴重な良い出会いもある一方、インターネットは、招かざる客も連れてくる。見なけりゃよかった、知る必要なかったものも多い。


これは主に右の窓を拭き掃除してクリアにしていたような感じか。既存のメディアだけ見ていると、気づかない場所にある窓。そういう意見の中にも、見るべきものもあったけれど、全体にネガティブなトーンには辟易した。見るべきでないものを、見ないためのルールを決めるまでは、嫌な思いもした。


twitterがあらわれた時、アメリカが長かった夫は早速登録したけれど、私は冷やかに見ていた。「つぶやき? 何を? どうせまた、嫉妬と悪口と愚痴ばっかりになるんじゃない?」と思ったからだ。


予想に反し、twitterには前向きな意見、良い話があふれている。特にちゃんと育児にコミットするお父さんたちの日常が見えるのは嬉しい。そうかー、この人も保育園のお迎え、行ってるんだ。なるほど、2人目が生まれると、こうなるんだ。そっかー、こういう専門職の人も子どもを育てながら働く時代になったのか。etc。


たぶん、twitterのユーザーはリテラシーが高く、ちゃんと働いていて、それぞれ課題はあっても基本的に幸せな人が多いのだろう。忙しいからブログを頻繁に更新するのは無理だけど、ちょっとつぶやく時間なら作れる。


孫さんを始めとする経営者や政治家が実名で使い出した影響かtwitterは実名ユーザーも多く、ニックネームでも人格的統一性をたどれるためか、まともなコメントばかり。少なくとも、ちょっと興味のあるものをたどると、ゴミ捨て場に着いてしまったという経験はtwitter上では、今のところほとんどない。


ようするに、twitterは左の窓からも外が見えるようにしてくれたのだ。こういうふうに言うと、別に私は左じゃない! と思う人も多いでしょうけれど、右は保守的、左は進歩的というくらいの意味合いです。ネガティブとポジティブ、嫉妬と励まし。そんな感じ。これは、働く人のこころにプラスの影響を与えると思う。