竹富島


石垣島から船で10分と近い上、昔ながらの文化が残っています。着いてすぐ、水牛車に乗って30分ほど観光。オレンジ色の屋根にシーサーが乗っかっている家々とハイビスカス、ブーゲンビリアが茂る街並みは「異国情緒」を求める観光客を満足させてくれます。野外カフェ風のかき氷屋さんでのんびりしたり、やたら急な展望台に登ったりした後、昼食。お店の雑記帳を見たら「癒された」「また来たいです」、そして「明日からまた現実に戻ります」「仕事を辞めて長期滞在してます」と言った記述が並んでいました。都市で働く人は皆、同じことを考えているのだなあと、すごく共感しました。



自転車を借り、緑の中を10分ほどこいでビーチへ。「ここ、本当に日本?」と思うような、エメラルドグリーンの遠浅の海が広がっています。パスポートなしで天国みたいなところに行けるとは! 驚きました。海の美しさで言えば、これまで行った海外リゾート(ペナン、カンクン、グアム)を上回っていると感じます。


独特のつくりの家屋が残されているのは、島の人々が「土地をよその人に売らない」という決まりを作って守っているためとか。短期的な経済利益でなく、長期的な視点で文化を守っていることが、多くの観光客を惹きつけていることが分かりました。またぜひ行きたいです。