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気持ち悪さに支配され、何もする気にならない。住んでいた部屋の窓から外を見て、ここから飛び降りたら楽になるか? と、これまで1度も考えたことがないことを、考えた。 つわりが終わると走れなくなった。信号が赤になりそうだったら、これまで走っていたけ…
夏休み6日目、娘(もうすぐ2歳)と24時間一緒にいるけれど、全然飽きない。いわゆる「魔の2歳児」のだだこねはしょっちゅうで、欲しいものを手に入れるまで泣きわめくし、外出先でバギーに乗りたがらず炎天下、抱っこして歩くこともしばしば。だけど、それも…
何度か自分で練習した後、目が合ってにっこり笑い「これから、やるわよ」みたいな顔をして、手で床を押してすっと立った。 「すごい、すごいね!」と拍手をして、隣の部屋にいた夫を呼んで家族3人で手を叩くと、嬉しそうに、大黒天みたいに満面の笑みを浮か…
その結果を見ると、半数以上の人が週に2〜3回、仕事と私生活の両立困難を感じています。勤務先が「ファミリーフレンドリーである」と答えた人は全体の3分の1に留まります。ワーク・ライフ・バランスに満足しているのは、女性科学者の半分、男性科学者の6割で…
育児支援と呼ばれるものの多くが「子どもを預かる」サービスを指すことに、少し前から違和感を覚えるようになった。保育所やベビーシッター、病児保育室や病児シッターは、働く親にとって必要不可欠だ。ただ、子どもを預かる時間をひたすら長くすることが「…
この数カ月、家に主婦(=私)がいる状態に慣れていて、色んなことがすごくスムーズでした。宅配便がいつきても受け取れる。夕食は明るいうちから仕込んでおき、家族が空腹で帰ってきたらさっと出せる。ゼロ歳の娘がおっとりした性格で、育児がラクで、夫が…
日本の少子高齢化や低い女性労働力率の問題は、海外からも広く認知されています。この問題を扱った英語の記事では、いつもいつも、同じ解決策が提示されています。必ず出てくる解決策は「移民を受け入れ、家事育児サービスを担ってもらい、今、家庭に入って…
2人目を妊娠しながら会社勤めを続けている私は、だから、日本の女性労働者の中では少数派だ。 こうなった理由は学生時代にきちんとした「キャリア計画」があったためではない。確かに高校生の頃は「男性に頼らなくても食べていけるように、将来は経済的に自…