時差ぼけのせいもあって、朝は6時前に目が覚める。

シャワーを浴びてキャンパスの中を散歩して、7時半からカフェテリア(写真)で朝ごはん。卵料理とソーセージ的なものとポテト。パンかパンケーキ。野菜の代わりにメロン。コーヒーか紅茶をセルフサービスで取ってくる。大抵、インストラクターがニューヨークタイムズを読みつつ、先に来ているので同じテーブルに座る。

8時40分くらいから休憩を2回はさんで11時半か12時まで午前中のクラスが3つある。2つは会話を聞いたり書き取ったりするクラス。1つのクラスはSPENGプログラムを作ったJ教授のお話。他言語を学ぶことと異文化を知ることなどについて。もう80代後半か90代と思われるが、毎日冗談を飛ばすほど元気。

12時少し前から1時過ぎまで昼食の休憩。朝と同じくビュッフェ。昼は大抵、何かスープが出ている。今日はコーンスープ、昨日はブロッコリー入りのクリームスープ、その前は“ハンガリー風”の野菜スープ。

午後は3時ごろまでクラスがあって、その後、6時少し前まで自由時間。必要な買い物をしたり、入国関連の書類を書いたり、宿題をやったりする。夕食の後、7時半ごろからは宿題をして11時台には眠くなって寝てしまう。

東京では気ままに一人で暮らしていたので、寮生活になじめるか心配だった。食事も決まったものしか食べられないのはさぞ苦痛だろうと思ったが、実際はけっこう快適だ。蕎麦とかうどんとか煮物とか、しょうゆ味のものを食べたいなと思うことはあるけれど、毎回「どこで何を食べるか」考えずにすむのは、かえって楽だ。

毎日、5時間クラスと食事の時にインストラクターと英語で話し、2〜3時間、宿題をしているが、もし食事のことを自分で考えなくてはいけなかったら、あれこれ時間が取られてこんなに勉強時間を取れないかもしれない。ベッドカバーは週に1回取り替えてくれるし、3枚渡されたバスタオルは、月水金の朝に部屋の外に出しておくと新しいものと交換してくれる。こういう生活も悪くないなーと今のところは思っている。