自分の都合でアポの時間を変更してもらったとき、"Thank you for your flexibility." と言うことに気づいた。

朝に予定していたミーティングを相手の都合で午後に変更したとき、電話会議をするはずが相手が忙しくなり翌週に延びたとき、英語レッスンの開始時刻が20分遅れたとき、それぞれ違う相手から同じことを言われた。

この表現を使っていたのはいずれも、高い教育を受けた(修士号以上の学位がある)アメリカ人女性でとても親切な人たちだ。私は彼女たちの他人への接し方をいつも好ましく感じているので、こういう人が使うなら今度自分も使ってみようと思う。言葉を自然に身につけるというのはこういうことの繰り返しなのだろう。時間はかかるが面白い。