Witという会でワーク・ライフ・バランスについてお話しました。


WitはWomen in IT industryの略で、通信3社(NTT、KDDIソフトバンク各グループ)で働く女性有志の会です。通常のビジネスでは各社で競争していますが、女性同士で共通の関心や課題をシェアしながら勉強会を開いているそうです。詳しくはこちら


私自身のキャリア・ステージとワーク・ライフ・バランス観の変遷を交えつつ、アメリカの夫婦のデータやケースをご紹介。


その後、20分ほどワークショップが開かれ、4〜5人の小グループに分かれて、自己紹介。また、1時間半にわたる懇親会の席ではさらに深い情報交換が行われました。


主催者の方のご要望で、講演テーマを「子どもか、キャリアか、両方か」としたためか、50人余の出席者の方が、皆、率直にご自身の経験を話してくださったので、非常に興味深かったです。ある男性の方は「自分では家事育児を3割やっていると思っていたけれど、奥さんに尋ねたら1割と言われてショックでした」と語り、別の女性は結婚する際、ダンナさんの発案で家事を全てリストアップして分担を決めたそうです。


小学生のお子さんを持つワーキングマザーの方からは、今後、子どもがどう育っていくかヒントをいただきました。2カ月前に出産された、ほぼ同い年の方が来てくださったのには、感激しました。


今回の会合では、事前に綿密な打ち合わせが行われました。出席者にワーク・ライフ・バランスに関するアンケートが行われ、その結果を見て話の内容を準備できたのがとてもありがたかったです。いちばん最初にいただいた、Witの概要を記した資料に始まり、いただく資料がすべて分かりやすくデザインも見やすくまとまっていたのも、さすがIT業界で働く方だなあと感心しました。


本当に、とても楽しい夜でした。ありがとうございます!