多様なニーズに応えるのは大事


もちろん、選択肢は多様な方が良いです。駐在員など、英語話者のシッターさんや家事サービス従事者に、家や子どものことを頼みたい人は少なくありません。ある外資系企業の女性役員から、シッターさん・メイドさんのビザをスポンサーするにあたって、日本の手続きがおそろしく煩雑で閉口した、と聞いたことがあります。これでは外国の優秀な女性は日本で働きたがらない、と。


こういうニーズに応えることは確かに大事ですが、海外メディアがよく言うように、開国して移民労働者を受け入れれば日本女性が家事育児から解放される…というのは、いささか単純すぎる気がします。


私自身、様々なサービスを活用しながら仕事と育児をしてきた経験から、問題だと思うことを書いてみます。