札幌市で開かれたWomen’s Expo。「女性の“働く”を考える一週間」と題したシンポジウムでお話しました。


札幌の女性起業家、イクメン、女子大生向けのライフプランセミナーなど、多岐にわたるプログラムが並んでいます。


私が登壇させていただいたのは、「札幌発!女性が当たり前に働くことのできる社会へ」と題したミニ講演+パネルディスカッション。北海道テレビ放送森さやかアナウンサーが司会をつとめるセッションでした。


ワーク・ライフ・インターン事業を手掛けるスリールの堀江敦子社長が東京から、主婦のマーケティングを手掛けるエルアイズの山本亜紀子社長が地元・札幌から登壇し、「女性」と「働くこと」について、じっくりと意見交換しました。会社員経験、起業家・経営者として、子育て中の母親として、そして未来を担う学生さんに希望を見せる働き方とは…などなど、色んな話題が出てきてとても楽しかったです。


私は30分ほどの講演で「オンナが当たり前に働ける社会に必要なこと」をお話しました。やっぱり、若い時にきちんと鍛えてくれる職場環境や上司、厳しくても男女平等な処遇、そして出産後は家庭のことを当たり前にやる夫や、誰もが使える良質な保育園がキーポイントかなと思います。加えて、本人のモチベーションが重要ですが、これは、私が20代前半で持っていなかったものです。本人のやる気や努力がなくても、周囲の環境しだいで女性が働き続けることは充分に可能というお話をしました。


参加者も多様で、ビシッとスーツを着たキャリアウーマン、育児中で時短で働くお母さん、起業した方、ボランティアを中心に活動しているお母さん等々。男性の姿も目立ったのが嬉しかったです。


「札幌」で開かれた会合ですが、日本全国の女性に当てはまる話題が多く、とても楽しかったです。会場の札幌市男女共同参画センターは札幌駅の目の前という超一等地。東京でもこういうアクセスの良い場所に、色んな属性の女性が気軽に集まれる場があればいいなあと思いました。色々な発見がありましたので、また別途、記事にまとめる予定です。