今日から1週間、アメリカです。


内閣官房の企画で、テキサス州(ヒューストンとサンアントニオ)、フロリダ州(マイアミ)を訪問し、講演をしたり現地の方と意見交換する予定です。団長以下3名、全員がフルブライト奨学金をいただいてアメリカで学んだ経験があります。


メンバーは4人。外交・安全保障や経営学、法学の研究者の方々と私。官邸国際広報室やヒューストン、マイアミ総領事館の方々が企画をして下さいました。


初日はヒューストン大学バウアーカレッジ(ビジネススクール)と、ライス大学ベイカー研究所で講演とディスカッション。夜はヒューストン総領事館主催の夕食会でした。



ヒューストン大学バウアーカレッジ。起業プログラムの責任者やファイナンス専攻の教授が女性で、とても親切だったのが印象に残っています。学生さんは日本に行ったこともある、というお話。



ライス大学ベイカー研究所。建物は内部もとても素敵でした。政治家など著名人が講演にくることが多いそうです。


テキサスと言えば、石油とステーキ、ヒューストンは宇宙関係の研究…このくらいの知識しか持っていなかったのですが、来て驚いたのが、人口と経済力です。


ヒューストン総領事館で伺ったお話によると、人口は2747万人、名目GDPは約1兆5865ドルでいずれもカリフォルニア州に次ぐ全米第2位。フォーチュン500企業のうち51社が本拠地を置くなど、経済力が大きいのです。加えて興味深いのは、ヒスパニック系人口の多さ。全米に先駆けて2030年までにヒスパニックが白人人口を上回ると予想されています。


総領事館での夕食会で、統計学が専門の大学教授が「ヒューストンは全米の人口トレンドを先取りしている」と解説してくれました。


ちなみに、ステーキも美味しかったのに加えて、添えられたアスパラガスも新鮮で大きくて美味しいと思いました。