マイアミ市長を表敬訪問した後、総領事館へ。フロリダ州の政治経済事情についてブリーフィングを受けました。
フロリダ州は人口約2612万人で全米第3位、州のGDPは約9022億米ドルで全米第4位ということです。ちなみにGDPはメキシコとインドネシアの間くらい。もし、フロリダが国として独立したら、世界で16位に入ることから、その大きさが分かります。政治的には大統領選挙人が29人で全米第3位。
オレンジとディズニーランドと海…という単純なイメージを大きく超えた存在感が分かりました。加えて、州の所得税やキャピタルゲイン課税が0%という企業活動や個人に優しい(?)施策を取っているのも特徴的です。
また、フロリダのヒスパニック人口は全米平均を上回る22.8%で、とりわけマイアミ・デード郡は65%に上り、全米3位の規模という話も興味深かったです。実際、マイアミ市長はキューバ出身でしたし、街で買い物をしているとお店の人同士がスペイン語で会話する風景をよく見かけました。
この日はマイアミ大学、翌日はフロリダ国際大学とフロリダ・アトランティック大学で、それぞれ講演や意見交換をしました。
マイアミ大学キャンパスに生えていた木。「不思議の島のフローネ」みたいでいいなーと思いました。
フロリダ国際大学。風神雷神の甚平を着た、立命館大学留学経験のある学生さんが来てくれて、楽しくお話しました。
フロリダ・アトランティック大学。日本の政治ニュースに詳しい方も参加していました。
フロリダ・アトランティック大学のジェンダー中立なトイレ。見た目の性と性自認が異なる人も使いやすいように、従来の男性用・女性用に加えて設置されています。