民間放送業界の労働組合、女性部会でお話しました。



テーマは「メディアで働く女性の課題〜ダイバーシティイノベーションの観点から」。


メディア業界は個人の自主性や裁量で仕事ができて、やりがいを感じられる反面、長時間労働が常態化している問題が大きいです。そのため、若い間、独身の間はやる気をもって働いていた女性が、出産後は窓際に追いやられたり、人事評価で不遇を経験することが少なくありません。


こうした問題について、人権の観点と経営の観点、双方から検討を加えました。メディア業界は、インターネットという競合の存在で最近20年間に市場が縮小し続けています。こうした中、顧客に支持され、マネタイズにつながるようなコンテンツづくりをするには、単に長時間労働できる人を厚遇する余裕はないはず。


ディスカッションや懇親会の中で、良い変化に関するお話を伺うこともできて、私自身が大変勉強になり、楽しかったです。