DVD「ワークライフバランス」を見ました。


身につまされる内容でとても面白かったです。ドラマの形で、ある企業で働く20代・30代・50代のビジネスパーソンの働き方が描かれます。


第1部に登場する人々は、皆、何らかの形で働き方に問題を抱えていたり不満を抱いています。長時間労働が当たり前の職場で、毎日深夜まで働く20代男性、男尊女卑な管理職のもと、やる気をなくしてしまった20代女性。


諸悪の根源は彼らの上司である50代の部長です。彼は「残業時間=会社への忠誠心」と考える“昭和な価値観”なのです。


こんな困ったマネジメントの下、メリハリなく長時間労働する彼・彼女らに色々な問題が降りかかり、ワークライフバランスについて考えざるをえなくなる・・・というストーリー。


中でも(育児中の私にとっての)見どころは、30代の共働き夫婦のケース。夫は先述の困った部長のもとで長時間労働を強いられており、家事も育児も全くできません。たまりかねた妻が「あなたも協力して」というと「俺はできない」と開き直ります。


他の人のケースは笑いながら見ていたのですが、こればかりは他人事と思えず「こんな男と結婚しちゃダメだ!」と言ってしまいました。まさに、両立を阻む夫の典型例なのです。


ここで描かれる家事・育児をしない夫の姿は、残念なことに私たちの身の回りでよく見かけます。ビデオに登場する妻と同じ不満を口にする女性たちに数えきれないくらい会いました。


さて、この後、彼らはどうやって問題を解決していくのでしょうか。詳細はDVDでご覧になってみてください。