W20コミュニケ(提言書)を総理に手渡し

f:id:rengejibu:20190323095438j:plain

W20の提言を目黒&吉田代表が安倍首相に渡しました

 

WAW!/W20共同開催の国際女性会議、初日。最初に、G20の公認グループでW20の目黒依子&吉田晴乃両共同代表から安倍晋三首相にW20コミュニケ(共同声明)を手渡し。労働・デジタル・金融分野におけるジェンダー平等と、達成度合いのモニタリングに関する要求項目を、4カ月かけて日本運営委員会のコミュニケチーム、各国代表(デレゲート)と対面・電話会議で話し合い、昨夜、日付が変わってから合意したものです。G20加盟国・地域の女性達の総意がつまっています。

 

 

その後、お昼休み、WAW!/W20本会議場のホテルニューオータニの一室で、W20コミュニケの記者ブリーフィングを開催しました。

f:id:rengejibu:20190323125510j:plain

急遽、開催したW20コミュニケに関する記者ブリーフィング

 

文書の内容が決まったのが昨夜というか今日の早い時間帯で、解説しないとメディアの方も記事の書きようがない…ということに気づいたのが昨日の夕方でした。

昨年秋、ブエノスアイレスで開かれたW20に始まり、コミュニケ取りまとめの全プロセスに関わり、昨夜、各国との協議でモデレートした三浦まり先生(上智大学)が徹夜にも関わらず「いつでもお話しますよ!」と言って下さいました。

会議前日で超多忙の事務局に無理を言って記者ブリーフ開催のお願いをしたところ、今回、メディア・パートナーとしてプロボノで(!)サポートして下さっている、PR会社サニーサイドアップさんが会場を確保して「12時半から」と決まったのが12時20分⇒会場にいることが分かっている記者の方に連絡。

急でしたが、日本と海外、プレスの方が参加し、三浦先生のブリーフを聞いて突っ込んだ質問も出ました。

とても華やかな会議ですが、単なるお祭りではありません。ジェンダー平等に向け、政府機関や企業に取り組みを求め、進捗をチェックする実効力あるものにするためには、ここで合意した内容をG20が採用するためのロビイングとアドボカシーが重要です。

 

こちらは記者ブリーフを踏まえて書いていただいた記事。

f:id:rengejibu:20190324203724j:plain

24日の朝日新聞社会面にマララさんの基調講演と並んでW20コミュニケの解説記事があります