台北で"Women's Economic Empowerment"に関する会議(2)

台北の会議、2日目は女性起業家に関するセッションでした。

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女性からの調達を増やすには? 皆で議論しました

午前中は、インドで女性起業家からの調達促進(WeConnnect)代表をしているKrithikaさん。ウォルマートやP&G等、米企業はすでに熱心なので、地元大企業に女性から調達してもらうにはどうしたらいいか?と問題を共有。欧米だけの話と思われないように、日本企業に声をかけてみたら?と話したらよろこばれる。

 

昼食をはさみ、起業家支援を手掛けるAppWorksのJessicaさん。

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AppWorksのJessicaさん

 

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台湾の起業家は東南アジア市場を視野に入れてサービス開発します


東京でも耳にしていた企業が、台湾発祥と分かり面白かったです。東南アジア市場を明確に意識したパネルが目につくところに貼ってあり、携帯保有率等が一覧になっています。

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台湾の立法院で社会起業と民主主義について議論しました

その後、立法院(国会)で現議員のKarenさんとアメリカンインスティテュート台湾のRyanさんのリードで社会起業家について事例&グループディスカッション。

Karenさん自身、起業家として成功した後、政治家に転身したという話。Ryanさんはアメリカらしく「投票は民主主義の一歩にすぎない。より良い社会を作るには社会的起業が必要。民主主義を加速する」と話していたのが、さすがです。

女性の経済的エンパワーメントは、単にGDPや税収を増やすのみならず、より良い民主主義社会の構築に役立つ、という視点が良いと思いました。