青山学院大学のチェルシー・シーダー先生のゼミでお話

 青山学院大学チェルシーシーダー先生のゼミで日本の雇用慣行とジェンダーの話をしました。オンライン、主な参加者は4年生です。ケア責任を持ちながら働くことの難しさ等、いろいろ意見交換しました。

 実はシーダー先生とはLinkedInでメッセージやり取りしており、会ったことはありません。知り合ったきっかけは、私が欧州の研究者にメールを送ったことです。
 2年前の雑誌記事で、中央ヨーロッパ大学に関する記事を読み驚きました。もともとキャンパスがあったハンガリージェンダー研究ができなくなり、オーストリアのウィーンに移転する、と書いてありました。
 記事に載っていた責任者らしき研究者の名前を検索したら、すぐにメールアドレスが見つかったので、東京から連帯のメッセージを送りました。日本は当時、女性活躍政策でジェンダー関連の議論がしやすかったのですが、少し前を振り返るとバックラッシュがひどかったので他人事と思えず。
 そうしたら返事がきて、私がやり取りしたウィーンの研究者と面識のあるシーダー先生からLinkedInでメッセージがきた、というわけです。
 文字通り、インターネットで世界が狭くなった、と思うし、共通課題への対処について意見交換しやすくなりました。