今日のお昼にCertificateをもらって、ドーナツとコーヒーでお祝いをしてこのプログラムが全て終了した。どのくらい良心的なプログラムか、あらためて計算してみた。授業料・食費・寮費を合わせた料金は3350ドル。食事は朝昼晩を現金払いしたら1日25ドルかかる。週末など、カフェテリアで食べなかった日もあるので、実際のところ527.5ドル分の食事をしたことになる。部屋代は1日30ドルで換算すると1カ月で約900ドル。これらを差し引くと授業料は2000ドル弱の計算になる。食事の時間やアーミッシュ村、フィラデルフィア観光など先生たちが付き添ってくれた時間を全部足し合わせると116時間。
こうしてみると、時間当たり私が払った授業料は17ドル弱と信じられないほど安い。日本語研究の第一人者が監修して日本人に合わせたプログラムであり、日本語が流暢な教授が教え、アイビーリーグの大学の日本語プログラムでおそらくは最優秀な学生がアシスタントをしている。東京でぼったくり商売をしている英語学校にあらためて腹が立つとともに、この良心的なプログラムをもっと多くの人に知ってもらいたいと思う。
どんな人を対象にしているのかとDr. Jordenに尋ねてみたところ、フルブライトのほか、安倍フェローなど米国政府が資金提供する奨学金の受給者と、米国の大学院に入学予定の人、米国での研究を控えた研究者がこれまでの受講生だが、ビジネスマンも対象になるという。
