移民に発注する場合の適正価格は?


家事育児を「発注する側」から見た、移民受け入れのメリットは「今より安く頼める」か「同じ値段で、より質の高いサービスを頼める」ことでしょう。質については、人それぞれなので置いておき、ここでは価格のみを考えてみます。


一般的なシッターさんの時間コスト1500円、家事サービスの安いところで1500円といった数字を踏まえると、家事育児を同時にお願いできて1時間2000円以下なら、今よりお得感がありそうです。ファミリーサポートやシルバー人材センターを活用している人にとっては、家事育児を同時並行で1時間1500円〜2000円くらいでしょうか。


ここでは、言葉の問題などは、とりあえず無視しておきます。また、シッター会社などを通すと、合わない人は次回から「ノー」を言いやすいですが、相対契約の場合は自分で面接などをしなくてはならないので、手間がかかりそうです。


前述のように都市部で住み込みは難しそうなので、通いで1日3時間お願いすると仮定します。育児中は残業ができないことが多くの親の悩みなので、保育園のお迎え、夕食作り、夕食を食べさせて入浴まで、例えば午後6時〜9時まで来てもらうとしたら。1時間1500円〜2000円で毎日4500〜6000円。このくらいの値段でお願いできて、週に1〜2回、残業可になったら、もう少し仕事がはかどるな、と思う人は結構いるのではないでしょうか。