働く側にメリットはあるのか


…ここまで、家事育児を「頼む側」の立場から考えてきましたが、その仕事を「引き受ける側」から見たらどうでしょう。働く親向けのサービスと考えると、ニーズの大半は夕方から夜に発生します。昼間は介護など、別の「主婦的仕事」を請け負って、複数掛け持ちで働くことになりそうです。住み込みでない場合、上記の収入から日本での住居費・食費その他を賄うため、手取りがさほど多くならないことは、試算するまでもありません。家賃節約のためワンルームマンションに何人かで住むような形になるのかな、ということも何となく想像がつきます。仕事の機会があるから、かつかつでも、数年間働いてお金を貯めるにはいいかな、という感じではないでしょうか。