政府主催の国際女性会議WAW!特別セッション

 日本政府主催の国際女性会議WAW!、午後の特別セッション「若者たちの声を聴く:未来への提言」でモデレーターを務めました。このセッションの企画意図、論点を記したコンセプトノートはこちらから、 全体のプログラムと、日本語・英語によるアーカイブこちらからご覧いただけます。

 

 

 非常に感心したのは、最初に全員が5分の持ち時間を守って自己紹介とジェンダー視点で活動紹介をしてくださったこと。こうしたディスカッションをモデレートする機会が多いのですが、大抵、誰かが長々と話してしまい、議論になかなか入れないのです。今回の登壇者は10代~30代前半の若い方々で、ポイントを押さえて話して下さり、多くの方が発言できました。
 議論は性教育や、ケアとキャリアのバランスなどが大事という穏当な流れで半分まで進行。後半過ぎから本音に入り「そもそも若者に期待しすぎず、中高年が学ぶべきでは」とか「若者が政治に関心持てないのは、高齢男性候補ばかりだから」「若い世代や女性に議席を譲ってほしい」等、本質に切り込む意見が続出しました。
 

 こちらは登壇者の皆さんと。閉会式で報告した長谷川ミラさんが、上手にまとめて、国会議員定年制を含む提案をしました。楽しかったです。