台北旅行記⑤開放感と親近感――可愛い文化圏

 台北は出張で3回訪れたことがあります。今回はプライベートで一切仕事を入れず、博物館などを見て回るつもりでした。

 到着して最初に感じたのは暖かいこと。東京より10度近く気温が高いです。また、日本語から開放されて伸び伸びした気分になりました。周囲の雑談すべて理解できるわけではない環境は、自由になれる。

 加えて漢字の看板は何となくわかること、顔立ちが現地の人たちと同じなので、目立たずに行動できることで不思議な落ち着きを感じます。

 もう一つ思ったのは、日本と同じ「可愛い文化圏」だな、ということです。公園には干支にちなんでウサギの飾りがたくさんあります。

 MRTの広告でも、可愛いデザインの絵柄をよく見かけました。

 

 こちらの柴犬キャラクターは、MRT社内で花の絵と共に多数。ロープウェーの駅にもいました。可愛い。

 故宮博物院の最寄り駅には、こんなゆるキャラが。有名な白菜をかたどった美術品も、こんな風に可愛いキャラクターになります。

 他にも、交通広告などに「可愛いキャラクター」があふれていて、日本と同じ文化圏だなあと思いました。