台北旅行記⑥故宮博物院

 今回の旅行、目的のひとつが故宮を見ることでした。出張で何度も台北に来ていたものの、いつも時間がなくて見られずじまいだったので、丸一日確保しました。

 MRT士林駅からバスで10数分。バス停を降りると目の前に広大な故宮博物院があります。ものすごい大きさ、広さです。

 展示品の数も膨大で、こちらの展示室には、古代の様々な青銅器が並びます。

 写真左下はお酒の容器。背についた蓋から中身を入れ、頭のところから出てくる仕組み。右下のような青銅器は世界史の教科書で見たような気がしますが、ヤギの頭がぐるっとついているのが、ちょっとかわいいような怖いような感じです。

 ひとつひとつの展示室は「古代中国、青銅器の美」とか「清朝の匂いタバコ細工」といったタイトルで、展覧会できるようなボリュームです。ずっと歩いているとクラクラしてくる物量で、中国文化の歴史が長大であることを感じます。

 ギフトコーナーは充実しており、目玉展示をゆるキャラ風にした絵柄の商品がたくさんありました。全体の印象は「圧倒される」のひとこと。子ども向けの展示室など、工夫がこらされており、喫茶室は見晴らしよく美味しかったです