内閣府男女共同参画局・計画実行監視専門調査会

 昨年12月25日に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画に関する調査・監視などを行う会議の委員になりました。今日は初回会議Zoomで開催。

 事前打ち合わせで「わきまえずにガンガンご発言下さい」と言われたので、その通りお話しました。

 私は20数年前、明示的に女性を差別する採用の壁を見ています。だから今、政府が手掛ける男女平等政策は「歴史的な不平等の是正過程」だと思っています、と。

 他委員の方々も、根本的かつ重要なことを述べていて、やる気が出る会議でした。委員名簿はこちらから確認できます。

 

 

 

ネット炎上時の謝罪文が火に油を注ぐ理由についてインタビューに答えました

 「ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません」。ネットで炎上が起きると、企業が出す定型化した謝罪文について、サイゾーのウェブ版でインタビューにこたえました。聞き手&書き手の雪代すみれさんは、この問題をよく考えているので、勉強になる取材でした。

 

www.cyzo.com

 

 

noteドラマ連載「カーネーション」

 10年前のNHK朝の連続テレビ小説カーネーション」。3人の娘さんを世界的なデザイナーに育て上げた母親で起業家がヒロインです。子ども時代の役者さん、主な時代を演じた役者さん共に素敵で良いドラマでした。

 

shinsho.kobunsha.com

Vogueウェブ版に書評:下山進「アルツハイマー征服」

 非常に重厚な医療ノンフィクション。学術論文を読み込み、国内外の研究者、患者、その家族などに20年近く続けた取材に基づく本です。既に高い評価を受けています。

 まだ、あまり書かれていないこの本の魅力は、登場する人物の描き方がジェンダー中立であること、だと思いました。

 

www.vogue.co.jp

コラム執筆:国連が広告にジェンダー平等を求める理由

 大学など150余の研究機関が参加する全国ダイバーシティネットワークのウェブサイトにコラムを書きました。

 

opened.network

noteドラマ連載「アンオーソドックス」

 米NYにある超正統派ユダヤ教のコミュニティから逃げ出し、ベルリンに移り住んだ女性の実話をもとにしたドラマをレビューしました。

 最初は珍しい文化に目が釘付けになると思いますが、ジェンダーの知識がある人が見ると「こういう問題は、他の文化圏でも起きている」と気づくはず。固有性と普遍性のバランス、短いためテーマをストレートに描いていて見やすいです。

 

shinsho.kobunsha.com

共同通信記者・編集委員、スウェーデン大使とジェンダー問題の座談会

 共同通信記者・編集委員スウェーデン大使との座談会。モデレータをしました。
 
 3年前、3名で始まったジェンダー報道キャンペーンに、今年は60名の記者が参加したそうです。大組織の文化を変える取り組みですが、きっかけは心が通じる少数の人が行動したから。
 「ジェンダー報道は朝日新聞さんの取り組みが早かったので自分たちも頑張ろうと思った」と立ち話で聞きました。
 性別のみならず、部門の文化、海外経験の有無、家族構成、世代などで問題の捉え方が異なる、という話も出ていました。