昭和女子大学でセミナーをしました。


海外の人に日本女性について聞かれた時、どんな風に話すと良いか、というテーマでお話しました。


国際比較できる様々なデータで見ると、日本女性を取り巻く環境は悪く見えること。日本語読めない/読まない人は、そういうデータをもとに「日本女性は大変、かわいそう」と思うことが多い。それでいいのか?本当は違うのか?などなど。


大学生に意見を聞いてみたら、面白かったです。

「私が政治家になったら、女性の政治家が増えるような仕組みを作りたい」
「私は管理職になりたいから総合職でメーカーの営業になる予定ですが、同期に女性が少ないのが心配」
「交換留学した先の先生から、アベノミクスやウーマノミクスについて意見を聞かれた」
「中国から来てみると、日本女性が夫や子どものために、何かする、というのに違和感を覚える。子どもが可愛いから、自分がそれを選ぶというならわかるけれど」


メディアの方も来て下さり、ご自身が直面しているTwo-body problem のことを話してくれました。

最近、入り口は別の話でも、両立問題に至ることが多いです。みんな求めていることはあまり変わらない(無理せず仕事を続けたい)。仕組みや文化の問題ですね。特に男性が出産育児を他人事と思っている問題は大きいです。