首都圏の女子大で3日間、集中講義を行いました。テーマは「女性とキャリア」、zoomでリアルタイム、各日7時間みっちりと。
1日目は女性活躍、2日目は女性特有の困難、3日目はワークライフバランスを扱い、受講生には、どんな仕事につきたいか、ライフプランなどを考えてもらいました。途中、アンケートを取ってみたところ、受講生（150名強）の半数以上が「仕事も家族も」というワークライフバランス追求の希望を持っていました。未婚で仕事を続けるつもり、という人が3割、主婦志向は15％です。
時代が変わっていること、特に最近10年、政府が発信してきた「女性活躍」が効いているようで、希望年収は少なくとも自分ひとりは食べていけるくらい、もしくは共働きで子どもを養えるくらい、と地に足がついています。
ワンオペ育児礼賛か頑張るママ応援か、議論が分かれた消費財のCMを見てジェンダー視点で議論したり、「女性の活躍企業データベース」を使って自分の希望に合う雇用主を探したり、手と頭を使い、グループでもクラス全体でも話す機会を多く作りました。様々な意見を聞くことができて、私も勉強になりました。
