国交省事業の講師ジェンダーバランスについて、東京新聞の取材にこたえました

 国土交通省のまちづくりに関する講座で、講師25名全員が男性だったことについて、東京新聞の取材に答えました。

www.tokyo-np.co.jp

  ここ数年、登壇者のジェンダーバランスを考える動きが広まっている中で、さすがにこれは偏りすぎではないか、と思います。国土交通省男女共同参画には取り組んでいるはず。同省ウェブサイトで「男女共同参画」を検索すると1200件近くヒットします。

 プロジェクトを企画運営する際は、色んなことを考える必要があります。その中でジェンダーバランスの配慮が優先事項になっていくべきだと思います。

ジェンダーギャップ指数ランキング。最新調査で日本は116位について解説しました

 ジェンダーギャップ指数、最新の結果について、共同通信の取材を受けたものが秋田さきがけに掲載されています。
 秋田魁新報岩手日報福島民友新聞下野新聞神奈川新聞、東京新聞埼玉新聞山梨日日新聞福井新聞京都新聞神戸新聞山陽新聞山口新聞、四国新聞
高知新聞西日本新聞大分合同新聞 などに転載されました。

 

兵庫県豊岡市、視察&訪問

 ジェンダーギャップへの取り組みで国内で抜きんでている兵庫県豊岡市に3泊4日で訪問しました。ジェンダーギャップ対策室、市内小中学校、教育長、市内の企業経営者や劇団青年団の劇場などを視察し、関係者にお話を聞きました。

 豊岡市コウノトリと共生する稲作、男尊女卑がもたらす若年女性の流出に対応する諸施策、劇団の移転に伴い広がる文化政策、学校での演劇ワークショップ等、長期的な視点に立った施策が多い街で、刺激を受けました。

日本テレビ×Change Wave「ジェンダー表現」研修

 多様性や無意識バイアス研修を手掛けるChange Wave社の研修で、日本テレビ社内向けにジェンダー表現の研修を行いました。基本となる考え方に加え、いくつかの事例をお伝えしています。

映画「FLEE」感想

 

transformer.co.jp

 アフガニスタン難民で現在は北欧に住んでいる男性で同性パートナーを持つ知識人が主人公のアニメ映画。関係者の安全を守るため、細部をぼかしたり改変している…ということです。

 政治体制の問題、機能不全国家の問題を個人の視点で描いています。アフガニスタンの不安定で恐ろしい政治体制のみならず、先進国の人々の冷酷さを描く場面が印象的。見ながら、日本の難民への対応が論外であることも思い出します。

 政府や制度について考えさせられる内容でありつつ、あくまでも個人の尊厳に軸足を置いた視点と描写に深く共感しました。

夕刻の昭和記念公園

 出かけた先でオンライン会議に出席する必要があり、近かったので昭和記念公園からつないでみました。平日夕刻は公園に人が少なく、iPadで会議に入り、打ち合わせは無事に終了。園内は緑と花がいっぱいで心地よいです。