東京女子大学・国広陽子先生の講義「情報社会と女性の職業」でゲストスピーカーをさせていただきました。


助手の岡田真紀さんから、学生さんの関心事や気になっていることを教えていただき、講演の方向性を考えました。「仕事と私生活について前向きな気持ちになり、何とかなるんじゃないか、と思えること」を目的に構成を考えました。具体的には、


・私は学生時代ぜんぜん働きたくなかったこと
・子どもを持とうとも思っていなかったこと
・今、こんな感じで暮らしている事情
(自分の選択、夫や上司のサポートなどなど)
・保育園=入れないはメディアに作られたイメージ
(入園児と待機児童の実数、変化など)


後ほど感想コメントを拝見したところ「会社のおじさんは意外と親切」という部分に安心しました、というご意見がたくさんありました。私は本当に色んな人に親切にしてもらい、仕事のスキルを身に付け、仕事を続けることができたと思っています。今回は、そういう「良い上司」を顔写真入りで紹介しました。学生さん達にとってはお父さんくらいの年代かと思います。


それにしてもみなさん字が綺麗で真面目にコメントを書いてくれてありがとうございます。特に興味深かったのは「夫または自分が海外転勤になったら、どうする?」という質問への答え。私は26歳から32歳まで、今の夫と遠距離交際を経験しています。学生さん達の答えは「25歳ならついていき、35歳なら遠距離交際をする(というより35歳なら結婚していて関係が安定しているはず)」というものが多く、面白かったです。なるほど。


普段、乳幼児と30代以上の人と話すことが多いので、10〜20代の意見を聞く機会は貴重です。