市の商工振興を担当する部門と、人権・男女共同参画を担当する部門の共同開催でした。

「人権研修」という枠組みで「企業の社会責任とワーク・ライフ・バランス」についてお話しました。


2年半前に『ふたりの子育てルール』(PHP研究所)という本で、企業は社会責任として、従業員が家族で夕食をとれるようにしてほしい、と書きました。企業にとって、従業員は最も身近なステイクホルダーです。心身ともに健康に過ごし、家庭責任を果たせるように配慮してほしい…と考えていたので、いただいたテーマは自分の問題意識にもぴったりくるものでした。


ワーク・ライフ・バランスについては、従業員の能力を最大限引き出し、経営メリットをもたらすもの、という発想と、従業員の人権という発想の両方が大事です。今回は特に後者に重点を置いたものです。