連合・連合東京の国際女性デー集会で基調講演をしました

 労働組合の連合と連合東京が共催した国際女性デー集会で基調講演をしました。演題は「男女平等と労働~歴史と次世代の視点から」。

 大学の授業で働き方について扱い、20代の価値観に接すると、性別を問わず「人間らしい働き方」「仕事と私生活の調和」を求めていることが分かります。ハラスメントはご法度であり、上司のパワハラで自殺した若手社員の事例などを新聞記事で読むと「自分なら、こんな会社は辞める」「おかしいことを言われたら言い返す」「SNSに書きます」という反応が返ってきます。

 こうした意見は労働者としての権利意識が浸透してきたことを示すものであり、労働組合はその活動が次世代に支持されるものであることを認識した上で、男女平等な働き方を目指してほしい、と話しました。私は「交渉やたたかいで勝ち取る」発想が好きなので、労組の方と話すと気が合うと思います。