noteヒットドラマ連載、今回はデンマークの政治ドラマ「コペンハーゲン」

 ヒットドラマをジェンダーの視点でみる連載、今回はデンマークのドラマです。高いレベルの男女平等を実現している社会で、女性が政治リーダーになるのはどういうことか、周囲の男性はどんな言動をするのか、日本の現状と比べながら見ると示唆に富みます。

 5年ごとに家事育児の主役を交代する夫婦の取り決め、女性を叱咤激励する男性たち、そして、性別に関わらず仕事の成果を厳しく問われる価値観がよく分かるドラマです。

 

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民間放送連盟機関紙に経営の多様性について寄稿しました

 民間放送連盟の機関紙2月24日号に寄稿しました。
 
 
 テーマは「放送業界の女性活躍はどうなる:意思決定層の多様性確保を」。在京在阪テレビ11局で役員女性ゼロが8局です。
 メディア企業より、事業会社の方が多様な人材を確保し生かしている現実があります。
 配信サービス等、既存とは異なる競合が増えている中、同質な組織を維持することのリスクに早く気づいた方がいい。

全国ダイバーシティネットワーク・サイトにコラム掲載「コロナ復興とジェンダー」

 大阪大学が幹事をつとめ、日本全国176の大学等研究機関が参加する全国ダイバーシティネットワークのウェブサイトに「コロナ復興とジェンダー」に関するコラムを書きました。
 
 
 昨年10月、オンラインと対面のハイブリッドで開催されたアジア欧州会合ベトナムがホスト)における関連議論、日本の第5次男女共同参画基本計画のつながりが分かると思います。
 ベトナムの会合はアジアと欧州各国から行政官や国際機関の関係者が集まって議論しました。性別かかわらずジェンダーに関する議論をしていることに注目いただきたいところです。

noteヒットドラマ連載、今回は「半沢直樹」と「私の家政夫ナギサさん」

 ワーカホリックな半沢と、家事得意なナギサさんは正反対の価値観みたいに言われることがあります。むしろ2つのドラマが逆方向から照らし出すのは、同じ日本の働き方問題じゃないの?という話を書きました。

 

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Vogueウェブ版に書評:ヴィルジニー・デパント「キングコング・セオリー」

 仕事半分趣味半分でジェンダー絡みの本を読む機会は多いのですが、久々に頭をガツンとやられた感じです。

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 平均的な日本女性と比べると、相当自由に生きているはずの私も、本書を読んでいろいろ縛られていたことに気づきました。