情報ネットワーク法学会の分科会でお話しました

 第20回情報ネットワーク法学会の分科会「コールアウトカルチャーとソーシャルメディア」でお話しました。

 

in-law.jp

 

 ジェンダー炎上もその一例ですが、政治的文化的な理由で、表現物の取り下げ要求をしたり、自身の表現物を抗議の意思表示のため取り下げる動きが目につきます。

 この分科会はソーシャルメディア研究会の主催で、インターネットやいわゆるオタク文化に詳しい法学者の方々3名と共に登壇し、私はビジネス=功利主義の観点から、ジェンダー炎上の解説をしました。

 自分以外のお2方の発表、事例分析はいずれも納得感がありましたし、モデレータの方の論点整理はシャープで、新しい発見がありました。弁護士や法学者の参加者が多く、質問から気づかされることも多々あり、良い勉強になりました。

日経ウーマンエンパワーメント広告賞授賞式

 ジェンダー視点で優れた広告を表彰する「日経ウーマンエンパワーメント広告賞」、受賞作品が決まり、本日、授賞式が開かれました。時節柄、会場は関係者のみ、オンライン配信です。

 「UNSTEREOTYPE(アンステレオタイプ)賞」にユニ・チャーム、「日経特別賞」にサイボウズが選ばれました。

woman.nikkei.com

 

 この賞はUN Women日本支部日本経済新聞社日本アドバタイザーズ協会で作る「アンステレオタイプアライアンス日本支部」と連携したものです。

 受賞作品の詳しい紹介は、リンクをご覧ください。

 また受賞に至らなかったものの、高評価を博した作品について、こちらの記事で紹介されています。

エウレカ「Pairs 少子化・未婚化白書」オンラインセミナーに登壇しました

 国内最大のマッチングアプリ「Pairs」を運営するエウレカ社のメディア向けオンラインセミナーに登壇しました。テーマは「少子化・未婚化」です。社会学者の山田昌弘さんが監修した白書についてレクチャーした後、マーケティングアナリストの原田曜平さんと治部の3人でお話しました。モデレートはエウレカの石橋準也CEOです。

 同社のセミナーは2回目で、毎回、データの提示に説得力を感じます。海外と比べてシャイな日本人の特徴を踏まえた議論、社会学的考察や若者に関する議論がとても面白かったです。私は、結婚への経済不安を払拭することを政府に要求したい、と話しました。

 当日の議論はこちらにまとめられていますので、ご覧ください。

eure.jp

 

30%ClubJapanステアリングコミッティ

 上場企業の役員女性比率3割を目指す英国発の取り組み「30%Club」日本支部のステアリングコミッティ(運営委員会)委員を務めています。今日は定例のオンライン会議でした。メンバー企業は順調に増えており、機関投資家、大学のダイバーシティ推進に関する取り組みも始まっています。

 30%Clubは「統合的アプローチ」が特徴で、企業トップを中心とした取り組みに加え、資本市場、教育など主要なセクターが一緒にジェンダーダイバーシティ推進に向けて動くことで、成果を出す仕組みです。

東京都など主催「女性首長によるびじょんネットワーク」分科会モデレータ

 女性首長によるびじょんネットワーク、オンライン配信イベントの分科会モデレータを務めました。テーマは「ICTを上手に採り入れる」。

www.bijonet.tokyo

 登壇者はウィズグループ奥田浩美・代表取締役群馬県安中市・茂木英子市長、千葉県君津市・石井宏子市長、新潟県津南町・桑原悠町長でした。企業経営者、地域経営者それぞれのお立場から、ICT導入の現状、課題をお話いただいて、興味深かったです。

 議論については、こちらからご視聴いただけます。

www.youtube.com

 

 

 

 

 

既卒女性の大学院進学とライフイベントに関するオンラインセミナー

 一橋大学のファカルティや大学院生、同窓生でつくる「世代をつなぐ会」が主催するセミナーでお話しました。全体テーマは「既卒女性の大学院進学とライフイベント」、私は30分「働き、子育てしながら大学院へ行くこと」についてお話しました。

 

sedai-tsunagu.peatix.com

 

 後半は博士課程まで進んだ方々のお話。自身が大学院在籍時に子どもがどのくらいの年齢か等、異なる経験を伺うのはとても興味深かったです。

NHKラジオでジェンダー炎上の解説をしました

 NHKラジオ「三宅民夫のマイあさ!」にて「ジェンダー炎上」の解説をしました。

 

www2.nhk.or.jp

 

 企業のCMやSNSジェンダー視点から批判されて収拾がつかなくなることを「ジェンダー炎上」と呼びます。繰り返される炎上の背景に何があるのか、企業と視聴者・消費者とのギャップ、海外の事例、無意識バイアス、身近な人とジェンダー課題について考えてみませんか、といったお話をしました。