日本全国47都道府県の両親調査をもとにした「イクメン白書」、監修しつつコメントを出しました。
イクメン度合いを測る指標としては、私から要望して、父親の自己評価ではなく配偶者評価を使っていただきました。アメリカの社会学者による論文で、夫婦どちらも家事貢献度を自分に甘く相手に厳しくはかりがち、ということが分かっているからです。
県別に見ると、同じ日本男性といっても差が大きいことが分かります。トップの県は平均的なフランス男性と同じくらい家事育児をしているのです。
一般的に言って「日本男性は、欧米男性より家事育児をしない」ことがよく知られていますが「日本男性」は主語が大きすぎることがこの調査からは分かります。
ちなみにこの調査は、積水ハウス社のプロジェクト。同社は社長の発案で男性育休の完全取得を目指しています。