NHKラジオで出生数の減少と、子どもを描いた映画についてお話しました

 不定期に出演しているNHKラジオ「マイあさ!」にて、出生数の減少と子どもを持ちたくなる社会の構築について、また子どもを描いた名作映画「窓ぎわのトットちゃん」についてお話しました。

文部科学省学術分科会(第90回)

 文部科学省学術分科会(第90回)に出席しました。

 議題は次のようなことです。

  1. 令和5年度補正予算および令和6年度予算案の報告
  2. 他委員会からの情報提供
  3. 各部会における審議状況報告
  4. 学術分科会において俯瞰的な検討を進める論点について
  5. その他

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文部科学省学術分科会 人文学・社会科学特別委員会(第21回)

 文部科学省学術分科会 人文学・社会科学特別委員会(第21回)に出席しました。以下のことを議論しました。

 

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  1. 人文学・社会科学の振興に向けた取組について
  2. 人文学・社会科学の研究成果の可視化及び国際発信力の強化について2(研究成果の可視化)
  3. 共創による課題設定型・プロジェクト型共同研究の推進について2(体制整備)
  4. その他

中央公論2月号に子育て政策と関連報道について寄稿

 中央公論2月号に子育て政策及び関連報道について寄稿しました。

 特集全体は10年前、消滅可能性自治体の試算で話題になった民間調査を踏まえ、人口減少が不可避な日本でソフトランディングを目指す、という趣旨です。

私が書いたのは、以下のようなことです。
 
 1)23区で唯一消滅可能性自治体と名指しされ奮起して女性子ども優先の政策をとった豊島区・高野区長(故人)のとった施策
2)子どものいる暮らしのマイナス面ばかりを報じるメディアの問題。実は黙って幸せに過ごしている子育て家族についてほぼ伝えないこと。
(SRHRが大切なことは論をまたず、戦中の産めよ殖やせよへの反省は分かるが、子ども周りの報道がネガティブすぎ、リベラル自認の私から見ても目に余る…とまでは原稿に書かなかったが)
3)子育て世代(20~30代)の政治参加を強化する仕組みとしてクォータ制(世代で議席を割り上げる)が必要という提案。
4)私自身、産んだら退職と思っていたが、上司が良い人たちで仕事を続けて2人子育てできたこと。上司ガチャにならないためにできること。
 
 正直いえば、団塊ジュニアが50代を迎えつつある今、どんなに素晴らしい政策を導入しても人口構成は変わらない。色んな意味で遅すぎると思います。関連政策の仕事をしている者として何もしないのも無責任という意味合いで書きました。

千葉市科学館、小さい子どもから学齢期まで、大人も一緒に楽しめます

 

 千葉市科学館に子どもと一緒に行きました。技術を生かした昔からあるおもちゃ、ジャンプの高さや手足の反応速度をゲームのように測れるコーナー、聴覚や嗅覚のクイズと楽しめる展示がたくさんあります。

 月の重力を体験できる機械や、地動説、天動説など主な学説をざっくり学べるコーナー、材料や物質の特徴を生かしたショート動画、深海探査機の実物大模型など、楽しみながら科学技術の奥深さを体験できる魅力的な施設でした。

 スタッフの方がとても親切で「●時から、こんな体験ができますよ」と声をかけて下さったりします。夕方に見たプラネタリウムは大人のお客さんも多かったです。また行きたい。

毎日新聞「開かれた新聞委員会」座談会記事

 先日開催された毎日新聞「開かれた新聞委員会」座談会が紙面に掲載されました。オンラインでも読むことができます。主な議題はガザ空爆など国際報道、政権支持率と経済政策でした。

 私は、国際報道について一般読者も英語でBBCをはじめとする欧米の報道や、アルジャジーラ英語版にアクセスできる現代、紙の日本語報道は速報性より解説力を強化すべきではないか、という話をしました。これはアフガニスタンの米軍撤退、ロシアのウクライナ侵略の時にも考えていたことです。

 また「新しい資本主義」など、政策がキャッチフレーズ化しており、実質的な意味や効果を問わない傾向が強いことへの違和感についてもお話しています。

mainichi.jp

 

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