2014-01-01から1年間の記事一覧

マララパパ

わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女作者: マララ・ユスフザイ,クリスティーナ・ラム,金原瑞人,西田佳子出版社/メーカー: 学研マーケティング発売日: 2013/12/03メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (17件) を見る

東洋経済オンラインで新しい連載が始まりました。題して「進化するニッポンの夫婦」。

都市部では母親が働くことが「当たり前」になり、父親が育児参加することも珍しくなくなりました。一方で、郊外に行くと、まだまだ主婦が多数派。そうかと思えば、専業主夫の方に会うことも珍しくなくなったこの頃です。 産後クライシス、イクメンなどなど、…

日本女性学習財団が発行する「We Learn」6月号の巻頭言に寄稿しました。

「アメリカの働く親から教わったこと:ワーク・ライフ・バランスは勝ち取るもの」。 留学から戻って早7年。自分も子育てしながら働くようになり、アメリカで出会った働くお母さん、お父さん達の言葉を思い返し、励まされることが多々あります。何を大事にし…

昭和女子大学のグローバルビジネス学科でゲスト講義をしました。

テーマは「私のキャリア・ヒストリー」。仕事と、育児との両立や留学のことなどをお話しました。 面白かったのは女子大生の皆さんの生の声です。仕事、結婚などについて、それぞれの経験と考えを踏まえて、筋の通った意見を持っています。例えば「中高大とず…

日経DUALに記事を書きました。

杉並区で保育園を作ってほしい、と行政に働きかけた曽山恵理子さんのインタビュー後編です。 子育てしながら仕事もしたいお母さん達のために、子連れで働くスペースを作ってしまいます。すごい!と思うけれど、よく聞いてみると、やるべきことを積み重ねてい…

東洋経済オンラインに記事を書きました。

原発事故の調査を担った「黒川事故調」でプロジェクトマネージャーを務めたお父さん・石橋哲さんの話です。 あの事故はどうして起きたのか? 防げなかったのか? といった素朴な疑問について、大学生や高校生と一緒に考えるボランティア活動を続けている石橋…

「保育園一揆の仕掛け人」の素顔はフツ―のママ:日経DUAL執筆

日経DUALに記事を書きました。 杉並区で保育園を作ってほしい、と行政に働きかけた曽山恵理子さんのインタビュー後編です。 子育てしながら仕事もしたいお母さん達のために、子連れで働くスペースを作ってしまいます。すごい!と思うけれど、よく聞いてみる…

日経DUALに記事を書きました。

杉並区で保育園増設を求めて声を上げた曽山恵理子さんのインタビュー、前編です。保育園に入れなくて困っている人はたくさんいますが、ほとんどの方は解決策が分からないと思います。 曽山さん達が法律にのっとった正攻法で行政に働きかけたことで、杉並区の…

ワーク・ライフ・バランスは人権の問題

会議では「女性のための労働相談」、「ハラスメントを中心とした労働相談事案とその対応について」というテーマで、労組女性幹部や弁護士の方のお話も聞くことができました。 ここであらためて勉強になったのは、WLB、仕事と家庭生活の両立を可能にする環…

日本労働組合総連合会(連合)の第2回構成組織・地方連合会 女性代表者会議で講演をしました。

テーマは「アメリカにおけるWLBと女性の活躍」。 アメリカには活躍する女性がたくさんいます。次期大統領候補といわれるヒラリー・クリントン、FRB議長のジャネット・イエレン、Facebook COOのシェリル・サンドバーグ、Yahoo!CEOのメリッサ・マイヤー等々。…

ストーリーを聞いた2歳女児の反応

5歳息子は異文化体験だったようで、夕食の時に「学校に女の子しかいないんだよ」「女の人は学校で雑誌を見ちゃいけないの」「他の(家族以外の)男の人と一緒にいると捕まっちゃうの」と話していました。保育園のクラスメートの中には、運動神経がよくて既に…

大きな制約の中にも選択の余地がある

見ていて感じたことが2つあります。1つめは、同じ国で同じ制約の中で生きる女性であっても、世代によって自由度が異なる、ということ。ワジダとお母さんの比較でそれを痛感しました。片や男の子にいたずらされたらやり返し、片や夫が第二夫人を迎えるのを泣…

予告編や映画サイトで内容はほとんど知っていたのですが、やっぱり見てよかったです。いえ、すごくよかったです。

タイトル通り、女の子が自転車に乗る話です。舞台はサウジアラビア。女性の権利が制限されている国なので、色々と「やってはいけないこと」があります。映画のパンフレットによると、女性は車の運転やひとり旅ができず、参政権もないそうです(2015年から地…

映画「少女は自転車にのって」を5歳息子と一緒に見てきました

17年間続けた会社員生活に一区切りをつけました。

これからは、1)調べて、書いて話して伝えること(執筆や講演)、2)金融マンとのコラボレーション、3)企業とのコラボレーション…この3つを柱に仕事をしていきます。 1)執筆や講演 6〜7年前から会社員の傍ら続けてきたことです。女性のキャリア、男性…

「男女平等参画社会を目指して」という大テーマ。

私は「娘たちと息子たちに同じ機会を」というタイトルで、4ページ目の下半分に寄稿しています。アメリカ留学中に目にした、アファーマティブアクションを守るための戦いと、それがもたらしたものについて書きました。素晴らしい執筆陣の中に加えていただき光…

日経DUALに記事を書きました。

第3回目は「勤続27年、彼女が男女賃金差別で会社を訴えた理由」がテーマです。同じ会社で働く、同学歴で同期入社なのに、女性は男性より昇進や昇給で大きく遅れを取る…。日本では当たり前に思われていますが、論理的に考えれば非常識極まりない実情に当事者…

ホロコースト研究の第一人者で「ヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅」著者の自伝。「もっと早く読むべきだった」と自分の不勉強を後悔した。

私が本書を読みたいと思ったきっかけの書評です。 http://d.hatena.ne.jp/somnu-ambulare/20090207/1234343882 著者はウィーン生まれだが、両親と共にナチスの迫害を逃れキューバ経由でアメリカに亡命した。コロンビア大学の院生だった時「試験的に書いた」2…

ラウル・ヒルバーグ「記憶」読書メモ

記憶―ホロコーストの真実を求めて作者: ラウルヒルバーグ,Raul Hilberg,徳留絹枝出版社/メーカー: 柏書房発売日: 1998/11/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (13件) を見る

「次世代中心主義」をキーワードに、国内外のジェンダー、経済、働き方や子育てに関する記事を書く予定です。

Yahoo!JAPANご担当の方とお話をして、この仕組みはITを活用した情報流通の市場化と民主化を目指している、と感じて、ワクワクしています。こちらもよろしくお願いいたします。 個人ページでは、娘が赤ちゃんだったころの生意気ポーズをデザインしていただ…

来年1月末に開かれる「ワークライフバランスフェスタ東京2014」、午後の座談会に出ることになりました。

丸1日のイベントで、午前中からWLB関連のパネルディスカッションや講演が続いています。午後、私が関わる座談会は少し趣向が変わっていて、参加者が事前投票でテーマを選べるようになっています。 A) 仕事も育児も楽しむイクメンのススメ B) 女性が働き続け…

日経DUALに記事を書きました。

第2回目は「保育園のおやつで窒息 子を亡くした夫婦の活動」がテーマです。被害者遺族のご両親にお話をうかがい、事故の経緯やその後の対応について教えていただきました。 被害者遺族がここまで主体的に動かないと、行政が調査すらしないことに驚きました。…