子どもと話す

雛祭りになると思い出す、祖母・佐野つね代のこと

祖母が私にくれたお雛様をいまは娘のために飾ります 娘と一緒にお雛様を出しました。私が赤ん坊の時、母方の祖母が一式、担いで静岡から神奈川まで持ってきてくれたもの。小物の配置は娘の好みで。 大農家に生まれた祖母は手伝いが忙しく、学校に行けないこ…

FRauのウェブ版に娘と話し合った「差別がいけない理由」について書きました

仕事柄、何でもジェンダーの視点で見てしまうくせがあります。最近、ダイバーシティ、ESG(環境、社会、ガバナンスなどの非財務指標)、SDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)などなど、色んなキーワードが増えています。 娘と話をして、大切なのは新しい…

北海道新聞で子ども向けに「ジェンダー格差」について解説しました

昨年12月に発表された世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数、日本は121位で過去最低、先進国最下位でした。 対話形式で分かりやすい解説になっています 北海道新聞の「親と子サンデー」にて、ジェンダーギャップについて、どうしたら良いのか、解説し…

LEE2月号、読み物ページでジェンダー平等教育

LEE2月号、読み物ページで真正面から子育てとジェンダーの問題を扱っています。メインタイトルは「言ってませんか?“男の子だから”“女の子だから”」、サブタイトルは「暮らしの中で無意識に性差別してるかも!?」。 私は読者座談会、田中俊之先生との対談、そ…

日経DUALにジェンダー・ギャップ指数121位を受けて親ができることについて書きました

121位が大きなニュースになっています。確かに残念なことですが、この調査は13年前から行われていて、日本が年々、順位を落としていることは報道を見ていれば分かることでもあります。 記事では、日本のジェンダー格差を「家庭から修正する」ことを提案して…

息子の作文、お題は「社会は良い方向に向かっているか」

息子、グラフに基づいた説明文の宿題「手伝って」というので、夕食後しばらく付き合って早2時間。 男女の賃金を1975年頃から2018年まで示したデータを見つつ、何が言えるか考えています。 www.jil.go.jp そもそも与えられたテーマが「社会はだんだん良くなっ…

育児は続くよ どこまでも(きっとあと10年くらい)

2人とも小学校へ行くようになり「朝、送って行かなくていいって天国」と思っていたのですが、乳幼児以降も色々あるもので、 夕食終えて「食器はパパと食洗器に入れといて」と子どもに言えるのは楽だわ…と思いつつ、ちょっと仕事しようとしたら、娘が明日の教…

小学生はTPPに賛成か反対か(自動車とコメどっちが大事?)

息子の授業参観、社会。テーマはTPPで、自動車産業が輸出に占める割合と金額、国産米とヴェトナム米の価格がほぼ10倍あること等を踏まえ、関税についてざっくり説明を聞いた後、賛否を問うというもの。田植え体験したためか、農業保護のためTPPはよくない、…

「ママ、それは、ジェンダーではなくて、いじわるを言わないってことだと思うよ」

ジェンダーの話をしていると「女の子らしさ」「男の子らしさ」の押しつけが話題になることが多いです。 ちょっと気になることがあって「保育園/幼稚園の時、女の子が遊んでいるところに、男の子が入ってきたら、どうなった?」と娘に聞いてみました。 娘が…

「ポリタス」に参院選と若者の投票について書きました

期日前投票をしたり、選挙について子ども達と話したりして考えたことを書きました。 politas.jp うちの子たちは7歳で11歳で選挙について自分なりの考えを持っています。投票権はないけれど「この人がいい」という意見はあります。 私は支持政党はなく、自宅…

現代ビジネスに「子どもと投票権」について書きました

統一地方選挙が近づく中、子どもと投票について話しました。 10歳の息子、かなり的確なことを言うので「子どもに投票権がない理由」を調べてみたら、面白い論文が見つかり、一緒に読んで考えてみました。なぜ、子どもに投票権がないか、というより、子どもに…

Newsweekに女性政治家を増やすことについて書きました

Newsweekウェブ版for womenに寄稿しました。テーマは、女性政治家を増やすことについて。 先月末開催の政府主催国際女性会議WAW!には、各国から女性外相が参加しました。話を聞いていて、国や文化の違いより共通点を多く感じつつ、日本に女性政治家が少ない…

新潟県女性財団発行の冊子「ねえ、どんないろがすき?」に寄稿しました

5歳前後のお子さんと身近な大人が読むことを想定して作ったそうです 新潟県女性センターを運営する(公財)新潟県女性財団が発行した「ぶっくばらんす」。テーマは「色」。ピンク色が好きな5歳のチエちゃんが、色んな人と話し戸惑いながら「私はピンクを選…

日経DUAL連載を更新しました:アクション映画「バンブルビー」もジェンダー視点満載

アクション映画「バンブルビー」もジェンダー視点満載でした。最近のハリウッド映画は、男らしさ/女らしさからの解放を通奏低音のように感じるものが増えてる気がします。息子と一緒に考えるジェンダーの連載、これで最終回です。 親子ともに良い勉強になっ…

日経DUAL連載を更新しました:ノーベル平和賞ナディア・ムラドさんの映画を見て息子と話す

日経DUAL連載を更新しました。 dual.nikkei.co.jp ナディアさんはイラク北部の村で家族や親戚と暮らしていました。貧しいけれど、頑張って農業をしたり、兄たちが働きに出るうち、新しい家を建てることもできるようになります。 そこへテロリストISIS達が襲…

子育て雑誌「クルール」でインタビューしていただきました

子どもに「男らしさ、女らしさ」を押し付けていないでしょうか。けんかした時、つい、男の子ばかり叱っていないでしょうか。日常で見つける、ちょっとしたジェンダーバイアスについてもお話しました。 tochigi.couleur-mama.net

日経DUALに、息子による「アリーテ姫のジェンダー分析」について書きました

賢く勇敢なお姫様を描きベストセラーになった英国の児童書「アリーテ姫の冒険」について書きました。 dual.nikkei.co.jp 家庭教師より賢く、悪い魔法使いより強くて勇敢。伝統的な「女らしさ」と正反対のアリーテ姫をジェンダーの視点で読んでみました。 読…

日経DUALに男女役割を描くCMについて書きました

「小学生男子とジェンダーを語る」連載で、働く男女を描くCMについて書いています。 https://dual.nikkei.co.jp/atcl/column/17/040500072/120500007/ 記事のもとになったのは、11月末、下北沢の書店・B&Bで行った、クリエイティブ・ディレクター髙田聡子さ…

マイケル・ムーア監督「華氏119」観てきました

小学4年生の息子と一緒に。 トランプ批判の映画で今月初めの米中間選挙前にあえて公開した…という前評判だけ知っていたのですが、予想外のファクトが次々出てきてビックリ。 gaga.ne.jp そもそも政治・行政経験のないトランプが、なぜ大統領選に出馬したのか…

日経DUAL、息子と考えるジェンダーの連載を更新

今回は、ICU大学祭で考えたことを書きました。 dual.nikkei.co.jp 多様性をテーマにした子ど向けの劇がなかなか良かったので、その紹介と、息子・娘それぞれに「女子に直してほしいこと」「男子に直してほしいこと」を聞いて「違う」ことの面倒と面白さを両…