2006-01-01から1年間の記事一覧

自分の都合でアポの時間を変更してもらったとき、"Thank you for your flexibility." と言うことに気づいた。

朝に予定していたミーティングを相手の都合で午後に変更したとき、電話会議をするはずが相手が忙しくなり翌週に延びたとき、英語レッスンの開始時刻が20分遅れたとき、それぞれ違う相手から同じことを言われた。この表現を使っていたのはいずれも、高い教育…

”Thank you for your flexibility.”

メールの過去ログを見ていたら、去年のちょうど今頃フルブライトの面接を受けたことに気づいた。

書類審査合格と面接日程を知らせる手紙が届いたのが10月初旬。私にフルブライト出願を勧めてくれた元上司に報告すると「面接対策の要諦は模擬面接をビデオ録画すること」とアドバイスしてくれた。彼自身10数年前にフルブライトでアメリカに留学しており、面…

フルブライトの面接

今夜は日本語を勉強している学生さんからインタビューを受けました。

インタビュアーは「日本人に意見を聞いて、それを元に作文を書く」という宿題に取り組むJさん。私はいつもインタビューをする側なので、逆の立場を経験するのは面白いと思って引き受けました。使用言語はもちろん日本語です。テーマは「日本の住居の特徴や問…

日本語の宿題をお手伝い

オフィスから徒歩10分のところに生協の食料品店兼カフェがあります。

日本食用のお米が売っているので、定期的に足を運びます。よく行く食料品店の中ではここが一番政治色が濃い(=リベラル)ので、品揃えや客層を眺めているとなかなか興味深いです。一消費者の視点で近隣の食料品店を品揃えの点から分類すると、3つの要素があ…

政治的に正しい食料品店

アメリカの方が良いなと思うこと。

食料品や日用品の買い物のため、6種類ほどのスーパーによく行っています。中でも自宅からクルマですぐのところにあるBusch'sという店は、広さも手頃で野菜を量り売りしているので頻繁に利用しています。他の店では見つけるのが難しい普通の牛乳を買えるのも…

スーパーの”おやつサービス”

アメリカの大学教授はリッチだ。

今夜は連れ合いが経済学部の教授が主催するライブに招かれていたので、一緒に行った。 演奏は教授や博士課程の学生などで編成されたロックバンド、観客は同様に教授や学生、その家族など。ボーカルの女性の声に迫力があり、ビールを片手に聴いているとリラッ…

ホームライブで感じたアメリカ特有の”豊かさ”

ムハマド・ユヌスさんとグラミン銀行がノーベル平和賞を受賞

つい先ほど(9:20)、日本にいる母からのメールで知った。とても嬉しい。ユヌスさんには、東京で2度、インタビューの機会があった。1回目はカフェ・グローブで記事を書かせていただき、2回目は緒方貞子さんと対談をしていただいて、勤め先の雑誌「日経ビジネス…

最近、こちらの生活に馴染んだなと思うことが増えた。

もともと連れ合いがいるので、この街には年に2〜3回、この6年で13〜14回も来ていて、キャンパスの雰囲気や気候、店も知っていて「慣れて」はいた。必需品はすでに揃っていたしクルマもあったので、かなり甘えた環境で新生活をスタートできた。英語に疲れて家…

居場所があるという感覚

日本で働いていた時と同様、こちらのオフィスでも雑談ができる場所は重要です。

CEWのオフィスには8畳大のキッチン(写真)があり、共有スペースとして良い役割を果たしています。食器洗い機が付いた広めの流し台、マグカップからフォークやナイフまで食器類が揃った棚、電子レンジ、コーヒーメーカーに冷蔵庫、そして4人がけのテーブルが…

キッチンでのコミュニケーションは大切

マイクロファイナンスを主流に

今日は午後4時45分から5時45分まで、公共政策学科でマイクロファイナンスに関するセミナーを聞いた。マイクロファイナンスとは、発展途上国の貧困層向けに少額無担保融資など、既存の銀行などが手がけてこなかった金融サービスを提供すること。バングラデシ…

毎日、大学内のいたるところでセミナーが開かれている。

昨日は午後3時から5時まで、CEWのドリーンが講師を務めるワーク・ライフ・バランスのセミナーを見に行った。日本ではワーク・ライフ・バランスというと時間管理に焦点を当てることが多い。この日のプログラムは心理や感情に注目していた。「最近、あなたにと…

ワーク・ライフ・バランスとマイクロファイナンスのセミナー

言語ダイバーシティについて考えた。

午前11時から12時30分までCEWのリサーチミーティングに出席。私と同じ客員研究員やリサーチフェロー(任期2年)など、調査業務に携わる12人が集まった。目的はそれぞれが担当するリサーチのテーマや手法、進行状況について情報交換すること。情報源や切り口…

”THE ONLY NON-NATIVE IN THE ROOM”

今日はジリアの英語レッスンだったので、IRBの書類記入が面倒だと話した。

彼女も自分の研究のため、これまでに3回、審査を経験したそうで、記入にあたって使えるフレーズを教えてくれたり、色々アドバイスしてくれた。ネイティブの彼女でも書類の準備には丸2日かかったという。面倒な手続きを踏む理由のひとつは、一般化へのこだわ…

一般化への執着と組織の論理

こちらで食べるものの多くは、油分や甘味が多すぎる気がします。

そんな中でアメリカの方がおいしいと私が感じるものの1つが、りんごジュース。近所のスーパーで買った地元工場直送のものが気に入ったので、頻繁に買うようになりました。ミシガン州にはりんご農家が多く、彼らの多くは、しぼりたてのりんごジュース直売場を…

りんごジュース工場で秋を味わう

今日はMatthaei Botanical Gardensという植物園に行ってみました。

300エーカー(東京ドーム約26個分)の広い敷地内には池や川まであり、散歩道を1周すると1時間半もかかります。残念ながら今日は工事中で散歩はできなかったのですが、大きな温室(写真)の中をのんびり回るとリラックスできます。温室内には食虫植物や巨大サ…

大学付属の植物園でのんびり

本や論文を読んで米国のワークライフバランスの全体像や課題を大雑把につかむことができたので、そろそろインタビューの準備を始めることにした。

私が話を聞きたいのはアメリカ人の共働きカップル。インタビューを通じて、男性がどのくらい家事育児をやっているのか、それが女性のキャリアにどう影響しているのかを知りたいと考えている。プライベートな話題なので協力者を見つけるのが大変かもしれない…

書類記入が面倒すぎて思考停止に