出産&育児

書評『父親の科学』、共同通信の配信で地方紙に掲載

『父親の科学』はAP通信科学デスクだった著者が多くの研究から父親の役割、意義を示した興味深い本です 8月中旬、共同通信社に書き送った『父親の科学』書評が、月末から9月初旬にかけて、全国の地方新聞に掲載されました。 共同通信社文化部で担当下さった…

共同通信書評『父親の科学』

共同通信書評が熊本日日新聞に掲載されました。『父親の科学』(白揚社)。著者はAP通信科学デスクを務めたアメリカのジャーナリスト。研究データを数多紹介しつつ、父親が育児において重要であることを示します。 本の目次などはこちらからご覧になれます。…

一橋大学生男女のワークライフバランス意識について記事を書きました

現役大学生のアンケート調査によると、男女共に「配偶者が転勤したら、自分も会社を辞めずについて行きたい」人が多数派でした。 私の時代とはだいぶ変わっているのが興味深く、一橋大学の商学部・経済学部・法学部・社会学部から各1人ずつ参加してもらい、…

日経DUAL「5年後の働き方」インタビューに出ています

日経DUAL創刊5周年企画。次の5年後はどうなる? に答えました。 私の予想は、 1)5年後、共働き子育てはもっと増えて「当たり前」になる 2)管理職に共働きママ・パパが増える 3)時間がないため夜飲み会は減る 4)育成してもらえる部下としてもらえない…

いわゆる育児書をほとんど読みません。

定本 育児の百科〈上〉5カ月まで (岩波文庫)作者: 松田道雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/12/14メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 104回この商品を含むブログ (32件) を見る 隅から隅まで読み通し、本棚に今もあるのは、松田道雄さんの古典的な名…

夫はつい最近まで、1カ月の育休を取っていました。

政府や企業の取り組みやイクメンブームもあって、少しずつですが男性の育児休業経験者が増えている様子。今日は妻の立場から、夫育休についてちょっと書いてみます。 第一子の時、夫は、家事全般をやっていました。退院後、身動きが取れない私に代わって買い…

先々週、夫が海外出張に出かけた。

1日、2日の出張はよくあるが、1週間近い夫不在はお正月以来。1人で育児か…と正直言って少し心配だったが、全く問題なかった。理由は2つある。 1)生後1年をすぎ、去年より体が丈夫になって風邪を引かないため。思い返せば、4月以来、保育園を休んだのは2回く…

見ていて飽きない。

■「ない」のバリエーション夫のあごをさわった後、私のあごをさわって「(ひげが)ない!」自分のあごをさわって「ない!」ひげそり直後の夫のあごをさわって「ない!」料理を食べ終えてお皿が空っぽになったのを見て「ない!」お気に入りの噴水が止まってい…

私のではなく、子どもの。

親の会話から、擬音語や擬態語を拾ってきて繰り返す。 たとえば、 私が「時間がないから、ぱっぱと食べちゃって」と夫に言うと、傍らにいた子どもが「パッパ」。 今日は、 夫が台所のカウンター越しに「○○さんは、面倒な仕事を頼んでも、ぐっとがんばって仕…

最近、ある宗教の布教活動をしている。

育児教だ。 もちろん、相手を選んでおこなう。たとえて言えば、教会を見学に来た人(妊婦)とか、教会に通うってどんな感じですかとたずねる人(子どもに興味を持ってる若い人)に対して、布教する。興味を持たない人には、私が信者だってことは言わない。 …

日曜日は1日、公園で遊んだ。

水が大好き、でもプールはまだちょっと早い・・・1歳4カ月弱の息子にぴったりの遊び場を夫が見つけてきた。音無親水公園。地下鉄利用、ドアツードアで30分弱。 水着姿で遊ぶ子どもたちを見て、息子は大興奮。ひざくらいの深さの水の中を歩いたり、ばしゃばしゃ…

1歳数カ月を迎えた子どもが猛烈に可愛い。

これまでにも何度か「今が一番可愛い!」と思った時期があった。“可愛い指数”はある時期を境に、段階的に上がるのかもしれない。 問題は、いつまでこれが続くかということだ。 産休中に、知人で女性のキャリア官僚の草分けだった方に会うと「可愛いでしょう…

「出産」+「夫の役割」で検索して、この日記にくる方がいます。

そういう方に役立ちそうなのが、こちら。厚生労働省が今年2月に発行した「父親のワーク・ライフ・バランス〜応援します!仕事と子育て両立パパ」というハンドブックです。 妻の妊娠から出産、その後の育児に父親が参加する方法が書かれています。 妊婦健診を…

先日、1歳過ぎの息子が、絵本の猫を指して「にゃーにゃ」と言った。

「ねこ=にゃーにゃ」と理解したか! と喜んでいると、別の絵本を指して「にゃーにゃ」と続けた。それは、猫でなく、くまの絵本だった。 保育園でプールに入るときに使うタオルの端っこに、くまの顔がついている。このタオルがお気に入りで、指しては「にゃ…

子どもがアボカドを好きで、よく食べます。ある日のこと、

私「こんなに小さい頃からアボカドなんて食べてたら、贅沢になるんじゃない? 私が子どもの頃はアボカドなんて食べ…」夫「バナナ、バナナ」私「あ、そうか」夫「でしょ」 何のことか分かりますか。ちなみに「バナナ」の代わりに「グレープフルーツ」を入れて…

1歳をすぎ、育児がとてもラクになった。

楽というか、楽しい。もっと正確に言えば幸せ。 少し余裕ができたのでメールを整理しながら、去年の今頃、書いたり受け取ったりしたものを読み返すと、必死だったことを思い出した。 特に大変だったのが生後2カ月までで、昼も夜も関係なく泣くから、ずっと抱…

乳児をベビーカーに寝かせて電車に乗った。

あとから乗ってきた男性がベビーカーに荷物をぶつけながら、通りすがりに「邪魔なんだよ、これ」と一言。 夫が抗議したところ「俺は75歳なんだよ。ここ(優先席)に座る権利がある」と言い放った。優先席に向かう通路にベビーカーがあったのが気に入らなかっ…

デリカシーのない親族である。

出産以来感じてきたが、ずっと書くのをためらっていた。夫ともども、いいかげん腹に据えかねたのと、同じような思いをしている人が少なくないことを知ったので、書くことにする。 ワークライフバランスという点から見れば、私の勤務先は完璧である。職場の上…

1カ月健診のため、子連れで初外出。

これまでも子どもを抱いてマンションの外廊下を数分歩いてみたり、自宅から50mほど離れた郵便ポストまで行ったことはあるが、本格的なのはこれが初めて。帰りのタクシーの中で少しぐずった以外、ギャン泣きすることもなく機嫌よく起きていてくれて安心。病院…

1人暮らしの頃、行政サービスの恩恵はほとんど受けていなかった。

朝から晩まで仕事をしていて帰宅は深夜。本はアマゾンで買うから近所の図書館を使ったことはなく、学校に足を運ぶのは選挙の時だけ。当時、政府に望むのは唯一、治安の確保だった。駅から自宅まで夜道を安心して歩くことができ、明け方にタクシー帰りした時…

乳腺炎になった。

月曜夜7時頃、発熱。測ると37℃台ですぐにベッドへ。半袖Tシャツの上に長袖シャツ、さらにフリースを着て毛布と厚手の布団をかけるが、寒気がする。1時間半寝て起きたら38℃台後半に上がっていた。 産院でもらった妊娠・出産・育児に関するテキストにある乳腺…

赤ん坊の色々な表情を見るのは面白い。

空腹時にオムツを換えると、まるでこの世の終わりのように真っ赤な顔で泣きわめく。一方、満腹だと何をされようが気にせず、平和な顔でぼーっとしている。 お腹が空いたとか、オムツを換えて欲しいとか、かまって欲しいといった欲求がある時は、顔をくしゃく…

育児は大変・・・と聞いていた。

・夜中に泣くので寝不足になる ・授乳とオムツ換えの繰り返しで1日があっという間に終わってしまう ・自分の時間が全くなくなる etc... この数週間、上記を体験してきたが予想外にストレスが溜まらない。授乳は1日6〜8回で、寝かしつけるまで抱いていると1回…

産んでみて実感したのが、夫の役割の大きさだ。

予定日前日に入院、弱めの陣痛が一晩中続いた。夫は私が痛がるたび、テニスボールで腰をマッサージしてくれた。生理痛を3〜5倍増にしたくらいの痛みが、腰骨のところに鈍い感覚で訪れる。すると夫はテニスボールで思い切り腰をさする。一晩に30回弱の陣痛が…