家事&育児

朝日新聞「論×論×論」で料理研究家の提案を紹介しました

朝日新聞、論×論×論で中原一歩「土井善晴はどうして『家の中の多様性』を大切にするのか」(現代ビジネス、9月29日)を取り上げています。 家事や育児について「こうでなくてはならない」という思い込みは女性も強く持っているため、土井さんのお話は性別問…

日経DUAL、家事に関する対談(後編)

女性に家事が偏りがちな要因のひとつに、夫や子どもなど他の家族に頼むより「自分がやった方が早い」と思ってしまうことがあります。短期的には家事のやり方を教えたり、価値観の違いを擦り合わせると時間がかかりますが、長期的にはシェアした方が物理的・…

日経DUALで「家事」と夫婦関係について対談(前編)

コピーライターの梅田悟司さんと対談しました。梅田さんが新刊でしるした「見えない家事」についてお話しています。見えない家事の筆頭に上がるのが「何をするか考える家事」です。 dual.nikkei.com

ワンオペ育児の背景に手厚い育児支援制度がある、という話を現代ビジネスに書きました

女性活躍のために育児支援を充実させた、それなのに思った成果が得られない。そんな話を聞くことがよくあります。これは、女性活躍が無理というより、努力の方向性に間違いがあるから。出産後に仕事を辞めずに続けるためには育児支援が大切です。 ただし、や…

県別ランキングなど算出「イクメン白書」を監修しました

日本全国47都道府県の両親調査をもとにした「イクメン白書」、監修しつつコメントを出しました。 www.sekisuihouse.co.jp イクメン度合いを測る指標としては、私から要望して、父親の自己評価ではなく配偶者評価を使っていただきました。アメリカの社会学者…

カネカのパタハラ問題を機に「夫の会社が妻の会社の育児支援にタダ乗りする構図」を考えたい

Business Insiderに記事を書きました。 www.businessinsider.jp 男性の育児参加について15年以上取材していて思うのは、かつて先進的だった企業の意識と今の多くの人の意識が一致してきたことです。男性の働き方を変えないと色々な歪みが変わりません。カネ…

現代ビジネスに「無職の専業主婦」の問題点について書きました

現代ビジネスに「無職の専業主婦」の問題点について書きました。 gendai.ismedia.jp 家事・育児・介護などの無償ケア労働については、記事で紹介したものだけでなく多くの研究、書籍があります。 ケア労働を軽視する政策は、働く親、専業主婦ともに生きやす…

朝日新聞でインタビュー掲載

4月の論壇委員会で推薦した論考の中で、ケア労働を外国人に外注することに関するものを紹介しました。 国際政治学者の宮城先生、経済学者の安田先生と一緒に載っています。論壇委員は6名、男女半々の構成。 ジェンダー平等を目指す観点から、外注「だけ」と…

文京区・国際女性デーのイベントで基調講演&パネルディスカッション

男性の家事育児介護参加について国内外の事例やデータを交えて講演しました 本日は国際女性デーのイベントで文京区シビックセンター。男性の家庭参加促進について講演の後、成澤廣修・文京区長、石川雅恵・UN Women日本事務所長とパネル。私はいつものように…

「LEE」で「見えない家事」についてお話しました

「見えない家事」の可視化とシェアについて、インタビューにお答えしました。 夫婦の家事シェアについては、3つのステップが大事だと思います。仕事に例えるとこんな感じ。 ①OSの入れ替え(ジェンダー規範の見直し。家事育児は女性だけの仕事ではない) ②新…

パパ&娘が遊びに行っている間、息子とのんびり1時間強過ごしました。

自分の服の裾がほつれていたので縫っていたら「何それ?僕もやりたい」と言う。白い雑巾と青い糸を通した針を渡して二針ほど縫って見せると、面白がって端から端まで、青で並縫い。次は赤い糸を通した針を渡すと、今度は斜めに縫っている。ちょっと休憩した…

子育てしていると、面白いことがたくさんありますが、これは格別でした。

うちは男女共同参画な夫婦で、19年前に付き合い始めた時から「男/女はこうすべき」という規範がきらいでした。「デートの時は男がおごるべき」という発想がいやだったので、食事は割り勘。たとえ夫がまとめて払う(そして後で清算する)時でも、私にお財布…

忘れないようにメモ。

雨が降っていたので、黄色いレインコートに黄色い長靴で散歩に出かけた。私の傘を持って離さない。中腰になって「雨、雨、ふれ、ふれ」と歌いながら一緒に歩く、至福のひととき。あー、何だか、他のことが全てどうでもいいくらい幸せ。 家の前にある小さな公…

行ってきました。

もうすぐ2歳の息子は地下鉄を愛してやまず「がたん、ごとん」と日夜、話しています。公園に行こうと外出しても、10分もしないうちに飽きて「あっち、いこ!」と駅のほうを指差すほど。 博物館は東西線葛西駅の高架下にあります。入り口は地下鉄改札を模した…

と思うこの頃。

なぜなら、1歳から2歳にかけて、カタコトを話す子どもはものすっごーく可愛いから。 確かに生後数カ月のこわれものみたいな赤ちゃん時代も可愛かった。2カ月目に笑ってくれた時の感動は忘れられないし、今でも、生後半年くらいの写真を見ては夫と「あー可愛…

先週末、行った国際こども図書館。すばらしかった。

受付には折り紙のミニーマウスやドナルドダック、アンパンマン。1階の絵本部屋には、円形にしつらえた本棚。見渡す限り、子どもの本が並ぶ。子どもの質問に答えてくれる専門職員もいる。大量の絵本に興奮した息子は、片端から取りだしていた。 3階の大きなホ…

こういうことだと思う。

保育園へ行く途中で通るクリーニング店のおじさんが、いつも子どもに話しかけてくれる。 知り合ったのは数カ月前。「かわいいねえ」と目を細めて言ってくれた。それから毎朝、挨拶を交わすように。 ある日、保育園の先生が連絡帳に、今日、お散歩に行ったら…

だいぶ前からの子どものお気に入り。

お母さんくまが見当たらず、こぐまが泣くシーンを見て、最近、子どもも「えんえん」と泣き真似をするようになってきた。 出産祝いにいただいたもので、絵もかわいいし、物語も素敵で、親の方がすっかり気に入ってしまった。お母さんくまがこぐまを抱いて「お…

子どもが今、いちばん気に入っている絵本。

「おおきなかぶ、読もうか?」と声をかけると「あ・ぶ!」と言って本棚から持ってくる。最初のページでおじいさんが「あまい あまい かぶになれ」と言うシーンでは「まい・まい!」。 かぶを引っ張るのを手伝う、犬、猫、ネズミを指さしながら「ワンワン、ニ…

小さな子どもを自分の手で育てていると、いろんなことがばかばかしく思えてくる。

例えば、少子化をめぐる議論。「○○をこれくらい増やせば、出生率がこのくらい上がる」という試算を目にすると、正直、腹が立つ。机の上でちょこちょこ式をいじって、子どもが増えたら苦労しないよ。そんな無駄なことしてる暇があったら、奥さんの手伝いをし…

新型インフルエンザのワクチンを探し回った末に、見つけた。

かかりつけの小児科でも、2回、ワクチン接種の募集をしたが、いずれも10数分でなくなってしまった。なつかしの高橋名人を思い出しながら、リダイヤル・通話を押し続け、ようやくつながったら、すでに枠はいっぱい。 区役所の担当窓口へ行き、何とかならない…

朝、子どもを乳児歯科検診に連れて行った。

診察台に寝転ぶと、異変を察した子どもは、お兄さん歯医者さんの手を噛みそうなほど、嫌がる。夫と一緒に手を握ったり歌を歌ってあげてなだめ、何とか診察を終える。その後、保健師さんの説明を聞いた。 希望者は後日、フッ素を塗ってもらえること、歯ブラシ…

〆切時期のため、遅めに帰宅。

この間の日曜と、前々週の日曜も久々に出社して仕事をしていた。あらかじめ「ここからここまでは忙しいので、お迎えよろしく」と言っておいたので、今日も月曜も火曜も、保育園のお迎えは夫。私は朝、子どもを送って行った後、取材やら編集作業やらをして、…